最上川の自然と文化で2日目に参加いたしました。
昨日の1回目では置賜地区でしたが、今回は村山地区を見学いたしました。
今回巡った地域は、山形市の船町、中山町の河川防災センター、天童市寺津沼、東根市の小見川、河北町の紅花資料館、村山市の大久保遊水池、最上川三難所です。
慣れ親しんでいる山形市にも最上川に関係がある場所その名も船町。
船町では昔最上川から運んできた物資を山形に送るための場所だったそうです。
中山町の河川防災センターでは、羽越水害の時に中山町の長崎で浸水した事をきに、最上川が決壊しても被害を最小限におさえるために作られた施設になります。このおかげでもし羽越水害なみの水害が来ても耐えられる都市づくりをおこなっています。
天童市の寺津地区では昔、最上川であった名残がさまざま残っており、その一つが寺津沼です。
寺津沼もかつて船町として物資を山形に送り届ける役目がありました。
東根市の小見川では、日本名水100選にも選ばれている湧き水が流れています。また、この小見川も最上川に関連する川であり昔から地域の人々に関わりがあった川でした。そこには、天然記念物に指定されているイバラトミヨが生息しており、いろいろな意味で珍しい川でありました。
河北町の紅花資料館では、山形県の特産物である紅花の歴史や文化に触れることができました。
村山市の大久保遊水池では、最上川の三難所が近くにもあることで、最上川では最大の遊水池となっております。上川中流部、通称「最上川の三難所」と言われた碁点・三ヶ瀬・隼の瀬の三地点を開鑿して川幅の拡張と川底の掘削を実施。舟運の円滑化を図った。これにより水運は発達し各所に船着場が建設された。特に荒砥河岸は藩の陣屋が設置された他、造船所まで整備されていたという。
今回で最上川の前半が終了。
二日間だけでもたくさんの文化や歴史に触れることができたので大変勉強になりました。
また、来週に第二回目の巡検を開催いたします。
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