4月20日やまがた夜話の第2夜目を開催いたしました。
今回は山形放送報道部記者の奥山隆志 氏を迎え、「被災地現地レポート」をテーマにご講演頂きました。
3月11日の東日本大震災。未だ行方不明者がおります。
震災からカメラを回しつづけ、岩手県の陸前高田市に震災直後に現地入りし、現場の取材にあたった奥山さん。
地震の影響で停電を起こし、現地に入るまで8時間もかかってしまったそうです。
取材は、陸前高田市の市長や避難所などの模様を取材しておりました。
地震・津波の恐怖・不安・悲しみがひしひしと伝わる映像でした。
避難所では、ビデオレター形式で取材をおこなったのも奥山さんが初めておこなったそうです。
このビデオレター形式も情報が発信できない避難所にいられるかたがたにはとても大切な情報発信媒体であったとうこと、本当はとても辛い状況に置かれている方々が懸命にマイクを握りしめてコメントしてる姿を見たときには、心がぐちゃぐちゃになりそうなくらい締め付けられました。
奥山さんも仕事ではありますがこの辛い状況での取材は、我を殺して挑んだのではないでしょうか。
映像を見る度に、あのときの恐怖・不安が一気に襲ってくる恐ろしさ。
私たちがこれからどのように生きていくのかとても考えさせられる事だと思います。
普段は、見ることができない取材する側の状況を教えて頂きとても勉強になりました。
この事実を受け止め、一歩一歩確実に日本の復興に取り組んでいかなければならない私たち。
一人一人が力をあわせて乗り越えていきましょう!
奥山さん講演ありがとうございました。
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