こんにちは、ゆうステブログです!
7月27日に7月の第三回目となるやまがた夜話が開催されました!
東北文教大学短期大学部教授の菊地 和博先生を迎え「村山地方を中心とした特色ある民俗文化ー主に庄内地方との比較をつうじてー」をテーマにご講演頂きました。
講演では、山寺(高擶)の獅子踊りと夜行念仏を中心にお話し頂きました。
山寺夜行念仏は、八月六日の夜から七日の朝にかけて、山形市の立石寺で高擶夜行念仏講、山寺夜行念仏保存会の人たちによって行われているそうです。
六日の夜、立石寺根本中堂に念仏をあげた後、奥の院に向かって出発し、順に巡って念仏を唱えた後、奥の院で泊まり、翌七日は朝五時からの奥の院のお勤めに参列した後、念仏をあげて山を下り、立石寺本坊、滝不動の順に念仏をあげて終わるそうです。
現在、夜行念仏は地元の山寺地区の山寺夜行念仏保存会と、天童市の高擶夜行念仏講が行っているだけでだそうです。 山寺夜行念仏の習俗は、古くは各地で盛んに行われていた夜念仏、盆の時期に行われる死者供養の行事であると考えられているそうです。
山形にある昔からの文化をずーっと残し続けなければなりません!
今こそ若い力で残す努力をしていきましょう!
菊地先生たいへん貴重なお話しをありがとうございました!
次回は8月 3日(水) 『置賜地方の紀行文芸「中仙道中旅寝の夢」を読む~幕末米沢藩士が見た中仙道』をテーマに山形県立米沢女子短期大学日本史学科・准教授の小林 文雄 先生にご講演頂きます!
お楽しみに(^ー゚)ノ
0 件のコメント:
コメントを投稿