2010年10月25日月曜日

最上川巡検(10月16日)



みなさんこんにちは。ゆうステブログです。
今日は9/24のブログで紹介した最上川巡検の報告を行いたいと思います。

10月16日(土)と10月17日(日)の2日間にわたって最上川上流から中流の最上川に関する重要地点に行ってまいりました。
初日は米沢から朝日町に行ってきました。
まず行ったのが米沢市簗沢にある草木塔(昆虫館の近くです)。ここは江戸時代に江戸で大火が起きた時に若木を含む大量の木を切ったので、それを弔うために建立したのが草木塔だそうです。全国的にも植物を弔う石碑はめずらしいそうです(山形大学にもプールの近くに草木塔の心があります。心とついているのは、国立大学で宗教的なことを教えていけないからだそうです)。

次に行ったのが直江石堤です。去年大河で有名になった直江兼次が最上川の氾濫から町を守るために建設したのが始まりだそうです。時代によって石の詰み方が微妙に違うそうです。直江兼次は戦争は下手でも内政はちゃんとしていたようですね。
ちなみに米沢では最上川を松川というそうです。最上は敵の名前だからそうです。戦国時代の名残がこんなところにも残っているのですね。ちなみに管理人は上杉家より最上家が大好きです。

お昼を食べようとしましたが、時間がかなりおしてしまい、30分しか時間がとれませんでした。でもしっかり米沢牛コロッケは食べてきて、上杉神社でお参りもしてきました。おみくじも引きましたが末吉という中途半端な結果でした。どうせなら凶のほうがネタになるのに…

午後は黒井堰をはじめに見学しました。江戸時代に置賜地区の水田に水を供給するために開発されたそうです。江戸時代に作られたものが現代まで改良を重ねて使用されているなんて不思議ですね。
次に長井市の旧商家群「丸大扇屋」と船玉大明神を見学してきました。丸大扇屋は最上川舟運で繁盛した商家でとても趣のあるつくりの施設でした。船玉大明神は舟運の安全を祈願して建立したものだそうで、想像よりだいぶコンパクトに作られていました。
最後に見学したのは白鷹町の最上川掘削あとでした。ここはもともと水深が浅く舟が通れなかった場所を掘削して通れるようにした場所だそうです。数キロにわたる箇所を1年くらいで工事したなんてすごいですね。

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